コーヒーは90℃前後、緑茶は70〜80℃、粉ミルクは70℃以上。温度調整ができる電気ケトルなら、温度計なしでこの温度に合わせられます。使い方別に5台を順位つきで紹介します。
この記事で紹介する温度調整電気ケトル5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 山善 EGL-C1281 | ![]() |
1℃単位で1万円を切る | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | エペイオス ドリップケトル | ![]() |
ドリップタイマー付き | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | シロカ SK-D171 | ![]() |
煮沸してから冷ます | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | 山善 YKG-C800 | ![]() |
よく使う温度を6つ記憶 | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | COSORI CO108-NK | ![]() |
お茶の温度をボタン1つで | Amazon楽天Yahoo! |
温度調整できる電気ケトルの選び方
温度の刻みは1℃単位がおすすめ
温度調整の電気ケトルには、1℃ずつ決められるタイプと、70℃や80℃などの決まった温度から選ぶタイプがあります。コーヒーの味を少しずつ変えて試したいなら1℃単位、お茶やお湯割りに使うだけなら段階式でも困りません。1℃単位でも、よく使う温度をボタンに覚えさせられる機種なら、毎回ボタンを何回も押さずにすみます。
ハンドドリップするなら注ぎ口の細い電気ケトル
今回の5台はどれも注ぎ口が細いグースネック型です。お湯が細く少しずつ出るので、コーヒーの粉の真ん中にゆっくり注げます。カップ麺やお茶にも使えますが、一度に大量に注ぐのは苦手です。鍋に1Lを一気に入れたいときは、ふつうの電気ケトルのほうが早いです。
保温は60分あれば2杯目まで温度が落ちない
ハンドドリップは、蒸らしてから何回かに分けて注ぐので、そのあいだにお湯の温度が下がります。保温機能があれば、2杯目を淹れるときも同じ温度から始められます。今回の5台はどれも60分まで保温できる温度調整ケトルです。
容量は0.8L前後で1〜4人分
コーヒー1杯は120〜140mlほどなので、0.8Lあれば4〜5杯分です。一人暮らしから4人家族の朝までなら、この容量で足りなくなることはほとんどありません。
温度調整 電気ケトル おすすめランキング5選
1位 山善 EGL-C1281 1℃単位のおすすめケトル

山善のグースネック型の温度調整ケトルです。50〜100℃を1℃単位で決められて、価格は1万円を切ります。温度を変えて飲み比べたい人が、最初の1台として選びやすい電気ケトルです。
- 容量 0.8L
- 温度設定 50〜100℃(1℃単位)
- 保温 最大60分
- 消費電力 1200W
- 重さ 約0.9kg
- 空だき防止機能つき
自分でもこのケトルを毎朝使っています。最初に試したのは、同じ豆を88℃と94℃で淹れ比べることでした。88℃だと酸味が前に出て、94℃にすると苦みがはっきりします。温度計を差して測っていたころは、2〜3℃ずれるのが当たり前だったので、ボタンで決めた温度どおりに沸くだけで味が安定しました。
50℃から設定できるのも、ほかの機種にない点です。白湯を少しぬるめで飲みたい朝や、玉露のように低い温度で淹れるお茶にも合わせられます。よく使う温度はプリセットに入れておけるので、毎日同じ温度で淹れる人は電源を入れてボタンを1回押すだけです。
本体はステンレスで、持ち手は細めです。満水の0.8Lでも片手で注げる重さで、注ぎ始めのお湯がドバッと出ることもありませんでした。
気になったのは、タッチパネルの反応です。濡れた指で触ると反応しないことがあり、手を拭いてから押し直すことが何度かありました。もう1つ、沸かしている最中は本体の横もかなり熱くなるので、持ち手以外には触らないようにしています。
それでも、50℃から1℃単位で決められて、60分の保温と細い注ぎ口までそろって1万円以内なのは、今回の5台ではこの山善だけでした。温度調整の電気ケトルを初めて買う人におすすめです。
50℃のぬるめから設定できる
2位 エペイオス コーヒー向けのおすすめ電気ケトル

コーヒーのハンドドリップに使う人を考えて作られた電気ケトルです。温度を細かく決められるだけでなく、注いでいる時間を測るドリップタイマーがついています。
- 容量 0.9L
- 温度設定 0.5℃単位
- 保温 最大60分
- 消費電力 1200W
- カップ1杯分が約70秒で沸く
- 10分間のドリップタイマー、前回の温度を覚えるメモリー機能
レビューでは「スマホのタイマーを出さなくてよくなった」という声が多いです。蒸らし30秒、そこから2分で注ぎ終える、といったレシピどおりに淹れたい人には、ケトルの画面で時間が見られるのは便利です。前回の温度を覚えてくれるので、毎朝同じ温度で淹れる人はボタン操作がほぼいりません。
注ぎ口は8mmと細く、口コミでも「お湯の量を細かく変えやすい」と評価されています。気になる点として、0.5℃単位の設定は、コーヒー以外の用途では細かすぎると感じる人もいます。お茶やカップ麺にも使う家なら、1位の山善で十分です。
3位 シロカ SK-D171 ミルク作りにもおすすめの電気ケトル

60〜100℃を1℃単位で決められるシロカの温度調整ケトルです。ほかの4台にない「煮沸モード」があり、一度100℃まで沸かしてから、決めた温度まで下がったところで保温します。
- 容量 0.8L
- 温度設定 60〜100℃(1℃単位)
- モード 沸とう、加熱、煮沸の3つ
- 保温 10〜60分(10分単位)
- 消費電力 900W
- 満水で沸くまで約5分40秒
赤ちゃんの粉ミルクは、一度沸かしたお湯を70℃以上で使うように言われています。煮沸モードで70℃に決めておけば、沸かしてから冷めるのを待って温度を測る手間がなくなります。夜中のミルク作りに使っている家庭の口コミが多いのも、この機能があるからです。
正直に言うと、コーヒーだけに使うなら煮沸モードの出番はほとんどありません。消費電力が900Wと低めなので、満水だと沸くまでに6分近くかかります。そのかわり、ほかの家電と同時に使ってもブレーカーが落ちにくい電気ケトルです。
4位 山善 YKG-C800 6つの温度を選べる電気ケトル

1位と同じ山善の、ひとつ前から売られている温度調整ケトルです。60〜100℃を1℃単位で決められるうえに、60、70、80、85、90、95℃の6つの温度がボタンに入っています。
- 容量 0.8L
- 温度設定 60〜100℃(1℃単位)、よく使う6つの温度はボタンで選べる
- 保温 最大60分
- 消費電力 1000W
- 空だき防止機能つき
口コミでは「緑茶は80℃、コーヒーは90℃と、ボタン1つで切り替えられるのが楽」という声が目立ちます。家族でお茶とコーヒーを飲み分ける家なら、温度を毎回合わせ直さなくてすみます。
気になるのはお手入れです。注ぎ口が細いぶん中を洗いにくく、レビューにも「注ぎ口の奥まで洗えない」という声がありました。沸かした直後は本体の横がかなり熱くなるという書き込みもあるので、小さい子がいる家は置き場所に気をつけたいです。
お茶とコーヒーを飲み分ける家に
5位 COSORI お茶の温度をボタンで選べる電気ケトル

アメリカのキッチン家電メーカー、COSORIのグースネック型ケトルです。温度は1℃単位ではなく、白茶、緑茶、ウーロン茶、コーヒー、沸騰の5つから選びます。
- 容量 0.8L
- 温度設定 5段階(約77℃、約82℃、約91℃、約96℃、100℃)
- 保温 最大60分
- 消費電力 1200W
- カップ1杯(140ml)が約58秒で沸く
ボタンにお茶の種類が書いてあるので、何℃にすればいいか知らなくても迷いません。お茶をよく飲む家に向いた電気ケトルです。
気になるのは、温度を細かく変えられないことです。コーヒーの温度を88℃や92℃に合わせたい人には物足りません。口コミでは「沸いたときの音が小さくて気づかない」「取っ手以外が熱くなる」という声もあり、細かいところの作りは国内メーカーの4台のほうが上だと感じました。
お茶の名前で温度を選べる
使い方別 温度調整ケトルのおすすめはこの5台
温度を変えてコーヒーを飲み比べたいなら山善 EGL-C1281
1℃単位で50℃から決められて、1万円を切ります。最初の温度調整ケトルとして選んで困らない1台です。
レシピどおりにハンドドリップしたいならエペイオス
ドリップタイマーがあるので、蒸らしと注ぐ時間をケトルの画面だけで測れます。
粉ミルクを作るならシロカ SK-D171
煮沸モードで一度沸かしてから70℃で待てるので、夜中のミルク作りが楽になります。
家族でお茶とコーヒーを飲み分けるなら山善 YKG-C800
6つの温度がボタンに入っていて、飲み物ごとに押すボタンを変えるだけです。
温度の数字を気にせずお茶を淹れたいならCOSORI
お茶の種類で温度を選べるので、何℃が合うかを覚えていなくても使えます。
| 項目 | 山善 EGL-C1281 | エペイオス | シロカ SK-D171 | 山善 YKG-C800 | COSORI |
|---|---|---|---|---|---|
| 温度設定 | 50〜100℃ 1℃単位 | 0.5℃単位 | 60〜100℃ 1℃単位 | 60〜100℃ 1℃単位 | 5段階 |
| 容量 | 0.8L | 0.9L | 0.8L | 0.8L | 0.8L |
| 消費電力 | 1200W | 1200W | 900W | 1000W | 1200W |
| ハンドドリップのしやすさ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ミルク作りのしやすさ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 向いている使い方 | コーヒーの飲み比べ | レシピどおりのドリップ | 粉ミルク | お茶とコーヒー | お茶 |
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。








