浄水ポットに水を入れたのに、下に落ちきるまで待てずに水道水を飲んでしまう。前に使っていたポットで、私はそれを毎朝くり返していました。
そこで買い替えたのが、東レのトレビーノ PT306SVです。PT306SVは1Lを約3分でろ過できる、一人暮らし向きの小さな浄水ポットです。
ただ、容量の少なさやカートリッジの交換の管理など、使ってから気づいたこともあります。良いところと気になるところを分けて書きます。
東レ トレビーノ PT306SVはどんな浄水ポット?
PT306SVは、東レのトレビーノシリーズでいちばん細い形のポット型浄水器です。ろ過の速さを重視した時短タイプのカートリッジが入っていて、冷蔵庫のドアポケットに入る大きさです。
主なスペックはこちらです。
- 全容量は1.2L、ろ過水容量は0.8L
- ろ過流量は毎分0.3L(1Lあたり約3分)
- カートリッジは時短浄水タイプのPTC.SVJ
- カートリッジの交換目安は1日2Lで約3か月、1日3Lで約2か月
- カートリッジ1個でろ過できる量は約200L
- 除去できる物質は17項目で、PFOSとPFOAも含む
- 本体の大きさは幅約15cm、奥行約9cm、高さ約29cm
- 重さは水を入れない状態で約480g
- 交換時期はダイヤルで合わせる
- 日本製
奥行が約9cmなので、冷蔵庫のドアポケットに立てて入れられます。うちの冷蔵庫では、牛乳パックの横にそのまま並びました。
PT306SVを使って良かったところ
いちばん良かったのは、ろ過を待つ時間がほとんど気にならないことです。ほかにも、冷蔵庫に入れやすい細さと、片手で持てる軽さにも毎日助かっています。
水を足してから約3分で飲める浄水ポット
朝起きて水を入れ、顔を洗って戻ると、もう上の水はほとんど下に落ちています。コーヒーのお湯を沸かすときも、ろ過が終わるのを待たずにすみます。
前のポットは注いでから10分以上かかっていて、待ちきれずに水道水を使っていました。口コミでも「以前のポットより3倍くらい速い」「速いのでストレスがない」という声が多いです。
細い形で冷蔵庫のドアポケットに入る
浄水ポットは冷蔵庫で冷やして使う人が多いと思います。PT306SVは細長い形なので、棚を1段空けなくてもドアポケットに入ります。
冷えた浄水をすぐ取り出せるので、夏場に麦茶を作るときも助かりました。口コミでも、置き場所に困らないという声が目立ちます。
満タンでも片手で注げる軽さ
本体は約480gで、水を満タンに入れても2kgになりません。冷蔵庫から出してコップに注ぐまで、片手で持っていてもつらくありません。
取っ手が持ちやすい形なので、注ぐときに手首をひねる感じもありません。力の弱い家族でも扱いやすい浄水ポットです。
カルキのにおいが気にならなくなった
水道水をそのまま飲むと、夏場はとくにカルキのにおいが気になっていました。PT306SVでろ過した水は、冷やして飲むとにおいをほとんど感じません。
コーヒーや麦茶に使っても、水道水で作ったときのツンとしたにおいが残りません。口コミでも、水の味が変わったという声が多いです。
PT306SVで気になったところ
気になったのは、一度に作れる量が少ないことと、交換時期のダイヤルが分かりにくいことの2つです。
ろ過水容量0.8Lは2人で使うと足りない
全容量は1.2Lですが、すぐに飲めるろ過水は0.8Lまでです。カートリッジが大きいぶん、水をためておける量は少なめです。
一人で飲み水に使うぶんには困りません。ただ、家族が泊まりに来たときは1日に何回も水を足すことになりました。お茶をまとめて作りたい人や、料理にも浄水を使いたい人には小さいと思います。
交換時期のダイヤルは自分で合わせないといけない
カートリッジを替えた月を、ダイヤルで自分で合わせておく仕組みです。ランプで知らせてくれるわけではないので、合わせ忘れるとあとで分からなくなります。
正直、最初の1回はダイヤルを合わせるのを忘れました。今はカートリッジを替えた日に、スマホのカレンダーに3か月後の予定を入れています。
PT306SVのカートリッジ交換で迷うところ
迷いやすいのは、交換の目安を何か月で考えるかと、新しいカートリッジを入れたあとの準備です。私は次の順番でやっています。
- ステップ1 1日に使う水の量をざっくり決める(2Lなら約3か月、3Lなら約2か月)
- ステップ2 新しいカートリッジを本体にしっかり差し込む
- ステップ3 最初にろ過した水は飲まずに捨てる
- ステップ4 ダイヤルを次に替える月に合わせる
- ステップ5 スマホのカレンダーにも交換の予定を入れる
最初の水を捨てるのは、カートリッジの中の細かい炭の粉を流すためです。取扱説明書に書いてある回数を守っておくと安心です。
カートリッジは、同じ東レのPT304SVやPT302SVと共通のものが使えます。あとで大きいポットに買い替えても、買い置きの替えが無駄になりません。
PT306SVの本体を洗うときに気をつけること
本体とフタはぬるま湯で手洗いし、カートリッジは洗剤で洗わないようにしています。
私は週に1回、カートリッジを外して本体とフタを洗っています。水だけを入れるポットでも、そのままにしておくと注ぎ口のまわりにぬめりが出てきます。
- 本体とフタはやわらかいスポンジで手洗いする
- 食器洗い乾燥機や熱いお湯は使わない
- カートリッジは洗剤をつけずに、外したまま置いておく
- 洗ったあとはよく乾かしてから組み立てる
使える温度や洗い方の細かい決まりは、取扱説明書で確かめておくと安心です。
ろ過した水は、水道水に入っている塩素が取れています。そのぶん長く置いておくのには向かないので、冷蔵庫に入れてその日のうちに飲み切るようにしています。
PT306SVが向いている人と向いていない人
一人暮らしで、冷えた浄水をすぐ飲みたい人に向いている浄水ポットです。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 一人暮らしで飲み水に使う | 2人以上で毎日たくさん飲む |
| ろ過を待つのが苦手 | 料理にも浄水をたっぷり使う |
| 冷蔵庫のドアポケットに入れたい | 交換の時期を自動で知らせてほしい |
| 片手で軽く注ぎたい | 一度に2L以上作っておきたい |
2人以上で使うなら、同じトレビーノのPT304SVのほうが一度にろ過できる量が多く、水を足す回数が減ります。交換時期を表示で知らせてほしい人は、お知らせ機能の付いた別のポットも見ておくといいです。
PT306SVは待たずに飲める一人用の浄水ポット
PT306SVは、1Lを約3分でろ過できる速さと、ドアポケットに入る細さがそろった浄水ポットです。容量の少なさとダイヤルの合わせ忘れに気をつければ、一人暮らしの飲み水はこれで十分です。
水道水をそのまま飲むのが気になっていて、ろ過を待つのが面倒で浄水ポットが続かなかった人に、PT306SVはおすすめです。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。



