家庭用のフードドライヤーは、35〜70℃の温度調節とタイマーがあれば干し芋もジャーキーも作れます。初めてなら6,000円前後の5段トレー型がおすすめです。
この記事で紹介する家庭用フードドライヤー4選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | simplus SP-FD01 | ![]() |
トレーの間隔を変えて厚切りも入る | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | Pure Luxe PU-DRAA | ![]() |
1.2kgで棚の上げ下ろしが楽 | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | アピックス AFD-850 | ![]() |
網を外してドライフラワーも | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | 東明テック TTM-270 | ![]() |
80℃まで上がる国内メーカーの箱型 | Amazon楽天Yahoo! |
家庭用フードドライヤーは温度とトレーの形で選ぶのがおすすめ
家で使うフードドライヤーは、どれも温風を当てて食材の水分を飛ばす仕組みです。差が出るのは、設定できる温度の幅とトレーの作りです。ここを押さえれば、作りたいものに合う1台が決まります。

温度は35〜70℃あればジャーキーまで作れる
りんごやキウイのドライフルーツは55〜60℃、干し芋は60〜65℃、ビーフジャーキーは70℃前後で作ります。上限が70℃あるフードドライヤーなら、家で作るものはほぼ全部まかなえます。
ヨーグルトや甘酒のような発酵も試したいなら、下限が35〜40℃まで下がる機種を選びます。今回の4機種はどれも35℃から設定できます。肉や魚を中までしっかり乾かしたい人は、80℃まで上がる東明テックのプチマレンギminiがおすすめです。
重ねるトレー型は安くて軽い 扉付きの箱型は乾きムラが出にくい
家庭用で多いのは、丸いトレーを5〜6段重ねて下から温風を送るトレー型です。価格は5,000〜15,000円ほどで、使わないときはトレーを重ねて小さくしまえます。
ただし、トレー型は下の段ほど早く乾きます。途中で上下を入れ替えないと、上の段だけ生乾きになることがあります。
前の扉を開けてトレーを差し込む箱型は、庫内に熱がこもるので乾き方の差が小さめです。そのぶん価格は上がり、置き場所も少し広く取ります。
タイマーは12時間以上あると夜にセットして朝に止められる
干し芋やジャーキーは、6〜12時間ほど回し続けます。夜の10時にセットして朝の8時に止まるくらいの長さが必要なので、タイマーの上限は12時間以上ほしいです。
48時間まで設定できるPure Luxeなら、厚めに切ったりんごをじっくり乾かすときも途中で入れ直さずに済みます。
消費電力は160〜400Wで1回6時間なら30〜75円ほど
1kWhあたり31円で計算すると、160Wの機種を6時間回して約30円、250Wで約47円です。週に1回使っても、月の電気代は200円前後のフードドライヤーが多いです。
400Wの東明テックは数字だけ見ると高めですが、庫内が設定温度まで上がるとヒーターが止まる運転なので、実際の電気代はこの計算より下がります。
家庭用フードドライヤーおすすめ4選
1位 simplus 高さを変えられる5段フードドライヤー

6,000円前後で35〜70℃の温度調節とタイマーが付いた、家庭用フードドライヤーの入門機です。5段のトレーを重ねる形で、本体は幅26cm、重さは約2kgです。
自分で使ってみて便利だったのは、トレーの間隔を変えて全体の高さを21〜27cmで調節できるところです。厚さ1cmに切ったさつまいもを並べてもフタが浮かず、トレーを詰めて重ねれば薄切りのりんごも5段いっぱいに並べられました。
干し芋は65℃で9時間ほど回しました。夜にセットして朝にフタを開けると、外はしっかり乾いて中は少しやわらかい、市販の干し芋に近い仕上がりでした。砂糖を使っていないので、さつまいもの甘さだけで食べられます。
レモンの輪切りは55℃で8時間ほどです。紅茶に入れたり、そのままかじったりと、家族でいちばん減りが早かったのはこれでした。
消費電力は240Wで、6時間回して45円ほどです。表示はデジタルなので、温度を合わせるときに目盛りを読む必要がありません。
初めてフードドライヤーを買う人や、干し芋とドライフルーツを中心に作りたい人におすすめです。
厚切りの干し芋も入る高さ調節つき
2位 Pure Luxe 1.2kgで軽い家庭用モデル

重さ約1.2kgと、今回の4機種でいちばん軽いフードドライヤーです。サイズは幅25.5×奥行24×高さ23cmで、5段のトレーを重ねて使います。
温度は35〜70℃、タイマーは1〜48時間を1時間ごとに設定できます。消費電力は160Wと低めで、6時間回しても電気代は30円ほどです。
口コミでは、吊り戸棚や棚の上にしまっても片手で下ろせる軽さが好評です。使う日だけ出して、終わったらしまう使い方なら、この軽さがいちばん役に立ちます。
キッチンに出しっぱなしにできない人や、ドライフルーツを少しずつ作りたい人におすすめの家庭用フードドライヤーです。
48時間タイマーで長い乾燥も任せられる
3位 アピックス 網を外せる6段フードドライヤー

6段のうち4枚のトレーは網を外せるので、ドライフラワーのように高さのあるものも乾かせます。温度は35〜70℃を5℃ずつ、タイマーは1〜12時間で設定できます。
温風を出さずに送風だけで回すこともできます。ハーブや花を色を残したまま乾かしたいときに使える運転で、ほかの3機種にはありません。
自分で使ってみると、夜に回しても隣の部屋までは音が届きませんでした。トレーは水洗いでき、油受けのトレーが付いているので、ジャーキーを作っても本体の底が汚れにくいです。
サイズは幅28×奥行28×高さ24cm、重さは約2.7kgです。消費電力は250Wなので、6時間で47円ほどになります。
食べ物だけでなく花やハーブも乾かしたい人におすすめのフードドライヤーです。
送風だけの運転でハーブも乾かせる
4位 プチマレンギmini 80℃まで上がる箱型

今回の4機種で唯一、80℃まで設定できる国内メーカーの箱型フードドライヤーです。温度は35〜80℃、タイマーは1〜24時間で、外寸は幅27×奥行28×高さ19cmです。
庫内の温度が下がったときだけヒーターが動くので、消費電力は400Wでも、ずっと400Wを使い続けるわけではありません。口コミでは、肉や魚の干物を作る人から「中までしっかり乾く」という声が多く出ています。
正直、15,000円前後という価格は、同じくらいの大きさのトレー型と比べると割高に感じます。それでも手放さずに使い続けている人が多く、乾きムラの少なさにお金を払っている人が多い製品です。
ジャーキーや干物をよく作る人や、乾きムラを減らしたい人におすすめです。
肉や魚の干物を中まで乾かしたい人に
家庭用フードドライヤー4機種の早見表
| 機種 | 形 | 温度 | タイマー | 消費電力 | しまいやすさ | 夜に回しやすい静かさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| simplus SP-FD01 | トレー5段 | 35〜70℃ | あり | 240W | 4 | 3 |
| Pure Luxe PU-DRAA | トレー5段 | 35〜70℃ | 1〜48時間 | 160W | 5 | 3 |
| アピックス AFD-850 | トレー6段 | 35〜70℃ | 1〜12時間 | 250W | 3 | 4 |
| 東明テック TTM-270 | 箱型 | 35〜80℃ | 1〜24時間 | 400W | 3 | 4 |
しまいやすさと静かさは5段階です。重さと、運転中の音についての口コミをもとに付けています。
家庭用フードドライヤーでよくある質問
ドライフルーツが乾かないときは温度を上げるのがおすすめ?
温度を上げるより、切る厚さを5mm前後にそろえるほうが先です。厚さがばらばらだと、薄いものが焦げても厚いものは生乾きのままになります。りんごなら芯を抜いて輪切りにし、トレーの上で重ならないように並べます。
フードドライヤーで作ったものはどのくらい持つ?
しっかり乾かしたドライフルーツは、乾燥剤と一緒に密閉袋に入れて常温で2週間ほどが目安です。ジャーキーや干物は冷蔵庫に入れて、1週間以内に食べきります。
トレーの上下は入れ替えたほうがいい?
トレー型のフードドライヤーなら、途中で1回入れ替えるのがおすすめです。下の段ほど温風が強く当たるので、3〜4時間たったところで上と下を入れ替えると、全部の段がほぼ同じ時間で仕上がります。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。







