豆を入れてボタンを押すだけで、挽きたてのコーヒーが飲めるのが全自動のミル付きコーヒーメーカーです。ドリップ式5台とエスプレッソ式2台を、向いている人ごとに紹介します。
この記事で紹介する全自動ミル付きコーヒーメーカー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | パナソニック NC-A58 | ![]() |
幅15.2cmでミルも自動で洗う | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | シロカ カフェばこPRO SC-C251 | ![]() |
豆も水も量らなくていい | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | ツインバード CM-D465B | ![]() |
臼式ミルで6杯までいれられる | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | デロンギ マグニフィカS ECAM22112B | ![]() |
エスプレッソとカプチーノも | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | Toffy K-CM9 | ![]() |
挽き目も湯温も自分で決められる | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | クイジナート DGB-2KJ | ![]() |
1杯ずつ紙フィルターなしで | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | デロンギ マグニフィカ スタート ECAM22020B | ![]() |
ボタン3つで迷わず使える | Amazon楽天Yahoo! |
ミル付きの全自動コーヒーメーカーは粉から淹れる機種と何が違う?
いちばんの違いは、豆を挽くところから自動でやってくれるので、毎回挽きたての香りで飲めることです。
粉から淹れるコーヒーメーカーは、ひいてある粉をフィルターに入れてから使います。粉は袋を開けてから日がたつと香りが弱くなるので、1袋を飲み切るころには最初の日と味が変わっています。ミル付きなら豆のまま置いておけるので、最後の1杯まで香りが残りやすいです。
全自動 ミル付きコーヒーメーカーの選び方
選ぶときに見るのは、いれ方の種類とミルの形と杯数と手入れの4つです。先にドリップ式かエスプレッソ式かを決めると、候補は半分にしぼれます。
ふだん飲むならドリップ式のコーヒーメーカーがおすすめ
ブラックや牛乳を少し入れて飲む人は、ドリップ式のコーヒーメーカーで十分です。ドリップ式は2万円台から買え、4〜6杯分を一度に作れる機種が多いです。
カフェラテやカプチーノを家で飲みたい人は、エスプレッソ式の全自動コーヒーマシンを選んでください。1杯ずつ圧をかけていれるので、ドリップより濃くてとろみのある味になります。ただ価格は5万円をこえ、何杯も続けて作るのには向いていません。
味をそろえたいならコーン式か臼式のミル付きを選ぶ
ミルには、刃が回って豆を砕くプロペラ式と、2枚の刃ですりつぶすコーン式や臼式があります。コーン式と臼式は粉の大きさがそろいやすく、毎朝の味が安定します。
プロペラ式は本体を小さくしやすく、価格も安めです。挽き目の段階は少ないですが、いつも同じ豆を同じ濃さで飲むなら困りません。
1人なら1〜2杯用 家族なら5〜6杯用のコーヒーメーカー
マグカップ1杯は約200〜250mlなので、1人で飲むなら1杯用か小さめの機種で十分です。夫婦で朝に2杯ずつ飲むなら4杯以上、来客が多い家なら6杯までいれられる機種があると助かります。
ミル付きコーヒーメーカーは自動洗浄があると手入れがラク
ミル付きのコーヒーメーカーは、ミルの周りに粉と豆の油がたまります。ミルを自動で洗ってくれる機種や、お手入れモードがある機種なら掃除の回数を減らせます。
全自動ミル付きコーヒーメーカーのおすすめランキング7選
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
【1位】パナソニック NC-A58 幅15cmの全自動

パナソニックのNC-A58は、水を沸騰させてからいれるドリップ式の全自動コーヒーメーカーです。幅15.2cmの細い本体に、ミルとミルの自動洗浄が入っています。
- 【タイプ】ドリップ式(全自動)
- 【杯数】最大4杯(水545ml)
- 【サイズ】幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm
- 【重さ】約3.2kg
- 【コース】リッチ、マイルド、ストロング、デカフェ豆
キッチンの電子レンジの横に置いて、毎朝2杯いれています。前に使っていたミル付きの機種は幅が25cm近くあり、置くところに困っていました。NC-A58は幅15.2cmなので、炊飯器と電気ケトルのあいだにそのまま入りました。
いちばん助かっているのは、いれ終わるとミルを水で流してくれるところです。前の機種は、使うたびにミルを外してブラシで粉を落としていました。NC-A58にしてからは、ミルを外して洗うのは週末だけになりました。
味はマイルドにすると軽く、リッチにすると苦みがはっきり出ます。浅煎りの豆はマイルド、深煎りの豆はリッチにすると、豆の味がわかりやすいです。夜にコーヒーを飲みたいときは、デカフェ豆コースを使っています。デカフェの豆は普通のコースだと薄くなりがちですが、このコースだとちゃんとコーヒーの味がしました。
水は一度沸騰させてからいれるので、水道水でもカルキのにおいは気になりません。浄水フィルターを買い足さなくていいのも、地味に助かります。
気になるのは、ミルの音です。挽いているあいだの30秒くらいは、テレビの声が聞こえにくくなるくらいの音がします。家族がまだ寝ている早朝に使うなら、キッチンのドアを閉めておくと安心です。また最大4杯なので、来客が多い家にはツインバードやシロカの6杯用のほうが向いています。
置き場所が狭いキッチンでも、挽きたてのコーヒーを毎朝飲みたい人におすすめのコーヒーメーカーです。
【2位】シロカ カフェばこPRO 豆を量らない全自動

カフェばこPROは、コーン式のミルが付いたシロカのドリップ式コーヒーメーカーです。豆と水をタンクに入れておけば、杯数を選ぶだけで必要な量を自動で量ってくれます。
- 【タイプ】ドリップ式(全自動)
- 【杯数】最大6杯
- 【ミル】コーン式(挽き目は無段階)
- 【便利な機能】タイマー予約、マグカップへの直接抽出、デカフェコース
週末にしばらく使ってみて、いちばん楽だったのは豆を量らなくていいところでした。ほかのミル付きの機種は、杯数に合わせてスプーンで豆を入れる必要があります。カフェばこPROは豆を多めに入れておけば、2杯なら2杯分だけ挽いてくれます。
挽き目はダイヤルで細かく変えられるので、同じ豆でも濃さを少しずつ変えて試せます。サーバーを外せばマグカップに直接いれられるので、1杯だけのときにサーバーを洗わなくて済みます。
正直に言うと、本体は思ったより大きいです。高さがあるので、吊り戸棚の下に置くと豆を入れるときにフタが当たりそうになりました。置く前に、上のすきまを測っておくと安心です。
豆の計量が面倒で続かなかった人におすすめのミル付きコーヒーメーカーです。
【3位】ツインバード CM-D465B 臼式ミル付きの6杯用

CM-D465Bは、新潟県の燕三条で作られているツインバードの全自動コーヒーメーカーです。臼式のミルでゆっくり挽くので、粉の大きさがそろいやすく、雑味の少ない味になります。
- 【タイプ】ドリップ式(全自動)
- 【杯数】最大6杯
- 【ミル】臼式(挽き目は3段階)
- 【お湯の温度】83℃と90℃の2段階
実家に置いてあるのがこの機種で、帰ったときに何度も使っています。90℃でいれると苦みがしっかり出て、83℃にすると酸味のある豆でもまろやかになります。お湯の温度を変えられるミル付きのコーヒーメーカーは少ないので、豆の種類を変えて楽しみたい人には大きな違いになります。
ただ、挽くのに時間がかかります。6杯分をいれると、スイッチを押してから飲めるまで10分近く待つこともありました。朝の忙しい時間に使うより、休みの日にゆっくり飲むのに向いています。価格も3万円台と、ドリップ式の中では高めです。
味にこだわって、家族の分まで一度にいれたい人におすすめのコーヒーメーカーです。
【4位】デロンギ マグニフィカS エスプレッソ式の全自動

マグニフィカSは、デロンギの全自動コーヒーマシンの中でも定番としてよく名前の挙がる機種です。豆を挽いてエスプレッソをいれるところまでボタン1つでできて、スチームノズルでミルクも泡立てられます。
- 【タイプ】エスプレッソ式(全自動)
- 【メニュー】2つ
- 【ミルク】手動のスチームノズル
- 【保証】デロンギファミリー登録で3年
口コミでは、毎朝カフェラテを作るようになってコンビニで買うことがなくなった、という声が多く見られます。ミルクの泡立ては手で行うので、慣れるまでは泡が粗くなるという声もあります。
本体は幅24cmほどあり、ドリップ式より奥行きも大きいです。価格も5万円台からなので、エスプレッソを飲まない人にはドリップ式で十分です。
家でカフェラテやカプチーノを作りたい人におすすめの全自動コーヒーマシンです。
【5位】Toffy K-CM9 味を自分で決める全自動

K-CM9は、Toffyの全自動ミル付きカスタムドリップコーヒーメーカーです。挽き目を無段階で、お湯の温度と味の濃さも自分で選べるので、好みの1杯に近づけやすい機種です。
- 【タイプ】ドリップ式(全自動)
- 【ミル】挽き目は無段階
- 【味の濃さ】3段階
- 【便利な機能】温度設定、タイマー、クリーニングモード
レビューでは、黒いボディがキッチンになじんで見た目がいいという声と、設定を変えて味の違いを試すのが楽しいという声が目立ちます。クリーニングモードがあるので、手入れの手間が少ないという声もありました。
一方で、設定できる項目が多いぶん、最初は説明書を読みながらでないと使いにくいようです。決まった味でいいから毎朝すぐ飲みたい人には、1位のパナソニックのほうが迷いません。
挽き目やお湯の温度を変えて、自分で味を作りたい人におすすめのコーヒーメーカーです。
挽き目と温度と濃さを細かく決められる
【6位】クイジナート ドリップワン 1杯ずつ挽く全自動

ドリップワンは、1杯ずつ豆から挽いていれるクイジナートのミル付きコーヒーメーカーです。ステンレスのフィルターを使うので、紙フィルターを買い足す必要がありません。
- 【タイプ】ドリップ式(全自動)
- 【杯数】1杯
- 【フィルター】ステンレス(紙フィルター不要)
- 【いれ方】マグカップに直接
口コミでは、1人暮らしでサーバーを洗わずに済むのが楽、という声が多く見られます。ステンレスフィルターはコーヒーの油も通すので、紙フィルターよりコクのある味になります。
そのかわり、カップの底に細かい粉が少し残ることがあります。2杯目を飲むときは、もう一度豆を入れていれ直す必要があります。
1人で1杯ずつ、挽きたてを飲みたい人におすすめのコーヒーメーカーです。
【7位】デロンギ マグニフィカ スタート 入門向けの全自動

マグニフィカ スタートは、デロンギの全自動コーヒーマシンの入門向けモデルです。メニューのボタンが3つだけなので、エスプレッソマシンを初めて使う人でも迷いません。
- 【タイプ】エスプレッソ式(全自動)
- 【メニュー】3つ
- 【ミルク】手動のスチームノズル
- 【保証】デロンギファミリー登録で3年
レビューでは、ボタンを押すだけで毎回同じ濃さのエスプレッソが出てくるという声が多く見られます。ボタンの絵を見ればどれを押せばいいか分かるので、家族みんなで使いやすいという声もありました。
気になるのは価格で、マグニフィカSより高く出ている店もあります。買う前に、4位のマグニフィカSと値段を比べておくと安心です。
ボタンの少ないシンプルなエスプレッソマシンを探している人におすすめです。
使い方別の全自動ミル付きコーヒーメーカーのおすすめ
7台の中から、使い方に合わせて選ぶならこの組み合わせになります。
朝に1人で飲むならパナソニックかクイジナートのコーヒーメーカー
置き場所が狭いならパナソニックのNC-A58、1杯ずつでいいならクイジナートのドリップワンがおすすめです。どちらも朝の準備のあいだにいれ終わります。
家族の分を一度にいれるなら6杯用のシロカかツインバード
6杯までいれられるのは、シロカのカフェばこPROとツインバードのCM-D465Bです。手軽さならシロカ、味にこだわるならツインバードを選んでください。
カフェラテを作るならデロンギの全自動エスプレッソマシン
ミルクを泡立てたいなら、デロンギのマグニフィカSかマグニフィカ スタートを選んでください。ドリップ式のコーヒーメーカーでは、カフェラテ用の濃いエスプレッソはいれられません。
全自動ミル付きコーヒーメーカーは週1回のミル掃除で味が落ちにくい
ミルに古い粉が残ると、次にいれるコーヒーに古い粉のにおいが混ざります。自動洗浄がある機種でも、週に1回はミルを外してブラシで粉を落としておくと安心です。
油の多い深煎りの豆や、表面がつやつやした豆は、ミルの中で粉が固まりやすいです。ミルが詰まったときは、無理に回さずに電源を抜いてから粉を取り除いてください。豆を入れたままにすると湿気で香りが落ちるので、豆タンクに入れておくのは1週間くらいで飲み切れる量にしておくと、最後まで挽きたての味で飲めます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。










