象印 パンくらぶ BB-ST10 レビュー|耳まで色がそろう一斤

象印 パンくらぶ BB-ST10-WA キッチン家電
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ホームベーカリーで焼いた食パンは、上の面だけ白っぽくなりがちです。耳の色がそろったパンを家で焼きたくて使い始めたのが、象印のホームベーカリー パンくらぶ BB-ST10です。

先に答えを書くと、BB-ST10は底からも熱を当てるので、耳の色が上から下までそろった一斤の食パンが焼けるホームベーカリーです。イーストと具材の自動投入もあり、夜に材料を入れて朝に焼きたてを食べる使い方ができます。

ただ、こねるときの音や本体の背の高さなど、使ってから気づいたこともあります。良いところと気になるところを分けて書きます。

象印 パンくらぶ BB-ST10はどんなホームベーカリーか

BB-ST10は、象印マホービンの一斤タイプのホームベーカリーです。底面加熱ダブルヒーターで焼き色をつけ、食パンからめん生地やもちまで26コースで作れる家庭用のモデルです。

主なスペックはこちらです。

  • 焼ける量は一斤
  • コースは全部で26 そのうち食パンが14コース
  • パンケースの底からも加熱するダブルヒーター
  • イーストと具材の自動投入あり
  • 通常の半分ほどの大きさで焼けるハーフコースあり
  • 食パンの標準コースは3時間45分 早焼きコースは2時間20分
  • 本体サイズは幅約22.5cm 奥行約31.5cm 高さ約34.5cm
  • 電源コードは本体に巻き取れるコードリール
  • カラーレシピブックと樹脂製のめん棒 計量カップと計量スプーンが付属
  • 色はホワイト

こね羽根は1つで、パンケースは取り外して洗えます。うちは3人家族で、平日の朝ごはん用に週3回ほど食パンを焼いています。

BB-ST10を使って良かったところ

いちばん良かったのは焼き色です。ほかにも、自動投入で予約焼きがラクなことや、ハーフコースで少なめに焼けることが毎日の朝ごはんで助かっています。

底面ヒーターで耳の色が上から下までそろう

前に使っていたホームベーカリーは、パンの上の面が白っぽく、耳の色も下のほうだけ濃くなっていました。BB-ST10に替えてからは、側面も上の面もこんがりした色で焼き上がります。

焼きたてをそのまま切っても、耳のまわりがかたすぎません。ふつうのコースだと耳はちぎりやすいやわらかさで、子どもも残さず食べるようになりました。耳を厚めにしたい日はハードコースを使うと、色が濃く食べごたえのある耳になります。

BB-ST10はイーストと具材を入れておけば予約焼きができる

フタの裏に、取り外せるイースト具入れ容器があります。左が具材用で、右がドライイースト用です。夜11時に粉と水とバターをパンケースに入れて、イーストを容器に入れておけば、朝6時半には焼き上がります。

具材も自動で入るので、レーズンパンを予約で焼けます。ゴロゴロ具入りパンのコースでは、具材を入れるときにアラームが鳴ります。ベーコンやチーズを入れても形が残るので、朝ごはんにそのまま1品になるパンが焼けます。

ハーフコースで2人分の小さい食パンが焼ける

ハーフコースを使うと、通常の半分くらいの大きさで焼けます。週末に子どもが出かけて夫婦2人だけの日は、ハーフで焼くと翌日まで残りません。

ハーフの大きさは、サンドイッチを2人分作るのにちょうどいいです。一斤焼いて半分を冷凍するより、焼きたてを食べきれるのでこちらのほうが気に入っています。

めん棒付きでそばやパスタの生地も作れる

食パンのほかに、めん生地のコースがあります。本格ニ八そばやパスタの生地をこねるところまでBB-ST10がやってくれて、伸ばすのは付属のめん棒でできます。

年末にはもちコースでおもちをついています。ホームベーカリーと餅つき機を別々に置かなくていいのは、キッチンの棚が少ないうちには助かりました。

BB-ST10で気になったところ

気になったのは、こねるときの音、イースト具入れ容器の入れにくさ、本体の背の高さ、羽根の付け根の掃除の4つです。

こねるときの音はリビングだとテレビの音と重なる

こねている間はゴトゴトという音がします。リビングのカウンターに置いていると、夜にテレビを見ているときは音量を2つ上げたくなるくらいの大きさです。

予約焼きで朝にこねる時間は、寝室までは聞こえませんでした。ただ、ワンルームでベッドの近くに置くなら、こねる時間が起きる直前になるように予約を合わせたほうがいいです。

イースト具入れ容器は入れ口が狭くこぼしやすい

イースト用の入れ口が小さく、計量スプーンから入れるときに少しこぼれます。正直、最初の何回かはフタのまわりにイーストが散らばって、ふき取るのが面倒でした。

今は、イーストを小さい紙に1回分ずつ取ってから、折って流し込むようにしています。これで入れるときにこぼれることはほとんどなくなりました。

BB-ST10は背が高く上に棚があると置きにくい

高さが約34.5cmあるので、電子レンジの上の棚には入りませんでした。フタを開けるときは上にもすき間が必要です。

うちは結局、上に何もないカウンターの端に出しっぱなしにしています。置き場所を決める前に、フタを開けた高さまで測っておくと安心です。

羽根の付け根に生地が残って洗いにくい

焼き上がったパンを取り出すと、羽根の付け根のまわりに生地が少し残ることがあります。パンケースはフッ素加工なので、たわしでこするわけにもいきません。

洗う前にパンケースにぬるま湯を入れて10分ほど置くと、やわらかくなってスポンジで落とせます。毎回の手間は増えませんが、すぐ洗いたい人は少し気になると思います。

BB-ST10のコース選びで迷うところ

26コースあると最初はどれを選べばいいか迷うので、私は次の順番で使っています。

  1. ステップ1 まずはふつうの食パンコースでレシピブックどおりに焼く
  2. ステップ2 焼き色をもっと濃くしたいときはハードコースに変える
  3. ステップ3 2人分でいい日はハーフコースで焼く
  4. ステップ4 朝に急いで焼きたい日は早焼きコースを使う
  5. ステップ5 慣れてきたらホームメイドコースで発酵と焼き時間を自分で決める

早焼きコースは2時間20分で焼けますが、ふつうのコースよりふくらみが少し小さくなります。時間に余裕がある日は、標準コースで焼いたほうがふんわりします。

ホームメイドコースは、発酵の時間や焼く時間を自分で変えられます。最初から使うと失敗しやすいので、ふつうのコースで何回か焼いてからにしてください。

BB-ST10が向いている人と向いていない人

焼き色のきれいな食パンを毎朝食べたい3〜4人家族に向いているホームベーカリーです。

向いている人 向いていない人
耳まで色のそろった食パンを焼きたい こねる音が気になる部屋に置く
夜に予約して朝に焼きたい 電子レンジ上の棚に置きたい
2人分だけ焼く日もある 1.5斤以上を一度に焼きたい
そばやもちも作りたい パンケースを毎回すぐ洗いたい

家族が多く、1回で1.5斤以上焼きたい家には一斤のBB-ST10は小さいです。置き場所が限られているなら、高さ25cm前後の背の低いホームベーカリーのほうが置きやすいと思います。

BB-ST10は焼き色を大事にしたい家族向け

BB-ST10は、底面加熱ダブルヒーターとイースト具材の自動投入で、予約焼きでも色のそろった食パンが焼けるホームベーカリーです。こねる音と背の高さを知ったうえで置き場所を決めれば、毎朝の食パンを家で焼く生活が続けやすくなります。

ハーフコースやめん生地、もちのコースもあるので、食パン以外でも出番があります。パン屋さんの食パンに近い焼き色を家で出したい人に、象印のパンくらぶ BB-ST10はおすすめです。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
電山タケル (@DenyamaTakeru) on X
充電式のポータブル電源や充電式工具分野の専門アドバイザー。 特にマキタ、ハイコーキなどの充電式工具や屋外用のポータブル電源、発電機などの選び方など現役アドバイザーです。お気軽にお問い合わせください。
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