PlusQ BWC-008P レビュー|寝室に置ける8本用ワインセラー

キッチン家電

寝室に置ける小さなワインセラーを探すと、PlusQのBWC-008Pがよく候補に出てきます。

8本用で幅27cmと小さく、ペルチェ式なので運転音も小さいモデルです。

寝室で使ってみて分かった良いところと気になるところ、温度の決め方を順番に紹介します。

PlusQ BWC-008Pはどんなワインセラー?

BWC-008Pは、日本メーカー製のペルチェ素子を使った8本用の1ドアワインセラーです。コンプレッサーを使わないので振動が少なく、ワンルームや寝室にも置ける大きさです。

主なスペックは次のとおりです。

  • 収納本数 8本(ボルドー型のボトルの場合)
  • 冷却方式 ペルチェ式
  • 設定温度 4℃から22℃
  • 本体サイズ 幅27cm 奥行き52.5cm 高さ45cm
  • 重さ 約10.3kg
  • 消費電力 45W
  • 扉 右開きのガラス扉
  • 棚 木製
  • 庫内灯 LED
  • 保証 メーカー保証1年 国内のサポートセンターあり

色はブラックとホワイトの2色です。温度の表示と操作のパネルは扉の外に付いていて、扉を開けなくても庫内の温度が分かります。

BWC-008Pを使って良かったところ

いちばん良かったのは、寝室に置いても運転音で眠りをじゃまされないことです。ほかにも、木の棚や温度の幅など、毎日使って助かったところがいくつかありました。

BWC-008Pはベッドの横でもファンの音しか聞こえない

ベッドから1.5mほどの棚の横に置いて、夜も電源を入れたまま寝ています。聞こえるのは背面のファンの「サー」という小さな音だけです。

エアコンの送風より静かで、眠るときに気になったことはありません。冷蔵庫のようにコンプレッサーが動き出す「ブーン」という音や、床に伝わる振動もありませんでした。

木製の棚はボトルを出し入れしても音がしない

BWC-008Pの棚は、金属のワイヤーではなく木でできています。ボトルを入れたり出したりしても「カチャン」という音がしません。

夜にボトルを選ぶときも静かに出し入れできて、ラベルにこすれた跡も付きにくいです。扉越しに見える木の棚と暖かい色の庫内灯は、部屋に置いたときの見た目も良くて気に入っています。

BWC-008Pは4℃まで下がるので白ワインも冷やせる

設定温度は4℃から22℃まで、1℃ずつ変えられます。赤ワイン用に14℃にしておく日もあれば、白ワインやスパークリングを飲む前に6℃まで下げる日もあります。

8本用の小型ワインセラーには、下限が8℃や12℃のモデルもあります。白ワインもよく飲む人には、4℃まで下げられるのは大きな差です。日本酒の4合瓶を冷やしておくのにも使えます。

温度が扉の外に出ているので開け閉めが減った

今の庫内温度が扉の外のパネルに表示されます。温度を確かめるために扉を開ける必要がありません。

扉を開ける回数が減ると、そのぶん庫内の温度も上下しにくくなります。小さなことですが、使ってみると便利なところでした。

BWC-008Pで気になったところ

気になったのは、真夏と真冬に庫内の温度が設定どおりにならないことです。どちらもペルチェ式のワインセラーではよくあることなので、買う前に知っておくと安心です。

BWC-008Pは真夏の昼間に設定より4℃ほど高くなる

ペルチェ式は、室温からおよそ14℃から15℃しか下げられません。設定を4℃にしても、エアコンを切った真夏の昼間は8℃あたりまでしか下がりませんでした。

メーカーの説明では、使える室温は16℃から32℃までです。夏はエアコンのある部屋に置くか、西日の当たる窓ぎわを避けてください。背面を壁から10cmほど離すと、熱が逃げやすくなります。

冬に室温が下がると庫内も冷えすぎる

BWC-008Pには温める機能がありません。冬に暖房を切った部屋では、庫内も外と同じくらいの温度まで下がります。

赤ワインを14℃で置いておきたいのに、朝には10℃くらいになっていたことがありました。冬は暖房のある部屋に置くか、玄関や窓ぎわを避けると安心です。

太いボトルを入れると8本は入らない

8本という数は、細いボルドー型のボトルで数えた本数です。肩の張ったブルゴーニュ型やスパークリングのボトルを入れると、6本ほどでいっぱいになりました。

販売ページにも、1段に3本以上入れると落ちるおそれがあると書かれています。太いボトルが多い人は、12本用のワインセラーも見てみてください。

ペルチェ式のワインセラーは、室温が32℃を超える部屋や10℃を下回る部屋では温度を保てません。置く部屋の夏と冬の室温を、買う前に確かめておくのがおすすめです。

BWC-008Pの温度は何℃に設定すればいい?

赤ワインを中心に置くなら、BWC-008Pの設定は14℃がおすすめです。赤も白も置くなら、間を取って12℃前後にしておくと、どちらも出してすぐ飲めます。

入れるもの BWC-008Pの設定 ひとこと
赤ワインだけ 14℃前後 重い赤は16℃でもいい
赤と白を両方 12℃前後 白は飲む前に冷蔵庫で少し冷やす
白とスパークリング 6℃から8℃ 夏は8℃くらいまでしか下がらない
日本酒の4合瓶 4℃から8℃ 一升瓶は高さが入らない

電源を入れてから設定の温度になるまでは、室温25℃の部屋で数時間かかりました。買ってすぐにワインを入れるより、空のまま半日ほど動かしてから入れると、温度が落ち着いてから使えます。

BWC-008Pが向いている人と向いていない人

BWC-008Pは、寝室やワンルームでワインを8本までストックしたい人におすすめのワインセラーです。反対に、本数が多い人や、室温が大きく変わる部屋に置く人には向きません。

向いている人
  • 寝室やワンルームに静かなワインセラーを置きたい人
  • 赤ワインも白ワインも冷やしたい人
  • ふだん家に置くワインが5本から6本くらいの人
  • カウンターや棚の上に置ける小さいサイズを探している人
向いていない人
  • 10本以上をまとめて置きたい人
  • エアコンを使わない部屋に置く人
  • 一升瓶の日本酒を立てて入れたい人
  • 長い年数をかけてワインを熟成させたい人

長く熟成させたいワインがあるなら、温度と湿度をもっと細かく保てるコンプレッサー式のワインセラーのほうが向いています。BWC-008Pは、買ってきたワインを飲む日までちょうどいい温度で置いておくためのワインセラーです。

BWC-008Pは寝室でワインを冷やしておきたい人向け

BWC-008Pは、音が小さく4℃まで下げられる8本用ワインセラーで、寝室に置く1台目として選びやすいモデルです。木の棚で出し入れも静かで、温度も扉を開けずに分かります。

気をつけたいのは、夏と冬の室温です。エアコンのある部屋に置けば、真夏でも10℃より下で保てます。置く場所と入れるボトルの太さを確かめてから選んでください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
電山タケル (@DenyamaTakeru) on X
充電式のポータブル電源や充電式工具分野の専門アドバイザー。 特にマキタ、ハイコーキなどの充電式工具や屋外用のポータブル電源、発電機などの選び方など現役アドバイザーです。お気軽にお問い合わせください。
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