ヨーグルトメーカーは、温度と時間を決めて置いておくだけで鶏ハムやローストビーフも作れます。低温調理まで使うなら、上限が65℃以上ある機種がおすすめです。
この記事で紹介する低温調理もできるヨーグルトメーカー6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | アイリスオーヤマ IYM-014 | ![]() |
牛乳パックごと入れて甘酒も自動 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | ビタントニオ VYG-60 | ![]() |
70℃まで上がり水切りもできる | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | BRUNO BOE108 | ![]() |
80℃まで設定できて小さい | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | 山善 YXA-101 | ![]() |
ボタンが少なく操作で迷わない | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | アイリスオーヤマ IYM-016 | ![]() |
自動メニュー7種で豆乳パックも | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | Toffy K-YM1 | ![]() |
サラダチキンの専用モード付き | Amazon楽天Yahoo! |
低温調理もできるヨーグルトメーカーの選び方Q&A
ヨーグルトを作るだけなら、40℃前後を保てればどの機種でも困りません。差が出るのは、肉や魚を低温調理するときです。よく聞かれる3つの質問に、アドバイザーの電山タケルが答えます。

Q1 低温調理は何度必要? 上限65℃以上なら鶏ハムが作れる
肉の加熱の目安として、中心部を63℃で30分以上加熱する方法が国の基準で示されています。そのため、上限が65℃あれば鶏ハムやサラダチキン、ローストビーフは作れます。
上限が70℃や80℃の機種は、肉の中心まで温度が上がるのが早くなります。厚みのある肉をよく作る人や、温泉卵も作りたい人は、上限の高い機種を選ぶと待ち時間が短くなります。
Q2 牛乳パックと専用容器は? 両方使える機種がおすすめ
ヨーグルトは、牛乳パックのまま作れると移し替えの手間がかかりません。洗い物も出ないので、毎日作る人ほど楽です。
一方で、低温調理は保存袋に入れた肉を容器のお湯に沈めて温めます。低温調理もするなら、牛乳パックと専用容器の両方が使える機種がおすすめです。専用容器は大きいほど、鶏むね肉を2枚同時に入れやすくなります。
Q3 自動メニューは必要? 甘酒や鶏ハムを何度も作るならあると楽
自動メニューは、温度と時間の組み合わせをボタン1つで呼び出せる機能です。毎回レシピを見て設定しなくていいので、甘酒やサラダチキンを決まった作り方でくり返す人には助かります。
自分で温度を細かく決めたい人や、レシピを試しながら作りたい人は、自動メニューが無い機種でも困りません。そのぶん値段やサイズで選べます。
家電アドバイザーが選ぶ低温調理ヨーグルトメーカー おすすめ6選
ここからは、低温調理にも使えるヨーグルトメーカーを6台紹介します。自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
第1位 アイリスオーヤマ IYM-014 牛乳パックで作れる定番

1000mlの牛乳パックをそのまま入れて作れる、アイリスオーヤマの定番モデルのヨーグルトメーカーです。温度は25〜65℃を1℃刻みで決められるので、ヨーグルトから鶏ハムまでこの1台で作れます。
我が家では2年ほど使っていて、平日はほぼ毎晩プレーンヨーグルトを仕込んでいます。牛乳を少し飲んでから種のヨーグルトを入れ、フタをして本体に差すだけなので、仕込みは2分もかかりません。甘酒やカスピ海ヨーグルトは自動メニューで作れるので、温度を覚えていなくても大丈夫です。
鶏むね肉のサラダチキンもよく作ります。付属のレシピどおりに温度と時間を入れれば、パサつかずにしっとり仕上がりました。
対応 牛乳パック1000ml
消費電力 40W
重さ 約0.63kg
正直、見た目はかなり地味です。高さも27cmほどあるので、キッチンの棚に入らない人もいると思います。それでも、牛乳パックごと入れられて低温調理までできる手軽さで、初めての1台におすすめのヨーグルトメーカーです。
第2位 ビタントニオ VYG-60 70℃対応で水切りもできる

温度は25〜70℃、タイマーは30分から99時間まで決められるビタントニオのヨーグルトメーカーです。上限が70℃あるので、65℃の機種より肉の中心が早く温まり、低温調理の待ち時間を短くできます。
水切りフィルターが付いていて、作ったヨーグルトをそのまま水切りしてギリシャヨーグルトにできます。口コミでは「別の道具を買わずに濃いヨーグルトが作れた」という声が多く見られました。牛乳パックは500mlと1000ml、豆乳パックは1000mlに対応しています。
タイマー 30分〜99時間
専用容器 約700mlまで調理できる
消費電力 30W
大きさ 幅約12.5×奥行約14.5×高さ約28cm
気になるのは高さです。28cmあるので、置き場所によっては出しっぱなしにしにくいです。専用容器は約700mlまでなので、鶏むね肉を2枚同時に入れるときは少し窮屈になります。ヨーグルトも低温調理も1台で済ませたい人におすすめのヨーグルトメーカーです。
水切りフィルターが最初から付属
第3位 BRUNO BOE108 80℃まで上がる低温調理向き

今回の6台の中で、80℃まで温度を上げられるのはBRUNOのコンパクト発酵メーカーだけです。低温調理をメインに使いたいなら、このヨーグルトメーカーがいちばんおすすめです。
我が家ではアイリスオーヤマと並べて1年ほど使っていて、ヨーグルトはアイリス、肉はBRUNOと分けています。分けた理由は温度です。65℃の機種で鶏むね肉を作ると、厚い部分まで温まるのを待つ時間が長くなります。BRUNOは温度を高めにできるので、同じ鶏むね肉でも仕上がりまでの時間が短くなりました。豚の肩ロースのかたまりも、設定を変えて何度か試しています。
本体は幅13.3×奥行13.3×高さ18.2cmです。牛乳パックを立てる機種より10cm近く低いので、吊り戸棚の下でも出しっぱなしにできています。くすんだベージュの色も、キッチンに置いたままで気になりません。
タイマー 1〜48時間(1時間刻み)
専用容器 600ml
牛乳パック 500mlまで
大きさ 幅13.3×奥行13.3×高さ18.2cm
弱いところもはっきりしています。牛乳パックは500mlまでしか入らず、1000mlのパックで毎日ヨーグルトを作る家庭には小さいです。自動メニューが無いので、甘酒も肉も毎回自分で温度と時間を入れます。最初はレシピブックを開きっぱなしにして設定していました。それでも、低温調理の温度を自分で決めたい人には、この6台の中でいちばん使いやすいヨーグルトメーカーです。
高さ18.2cmで棚の下にも置ける
第4位 山善 YXA-101 操作で迷わない低温調理対応モデル

温度は25〜65℃、タイマーは1〜48時間で決められる山善のヨーグルトメーカーです。ボタンの数が少なく、説明書を読み込まなくても温度と時間を入れられます。
口コミでは「ボタンの配置が分かりやすい」「洗いやすい」という声が目立ちました。甘酒の仕上がりの評価が高く、甘みのしっかりした甘酒が作れるそうです。低温調理にも対応していて、レシピブックも付いています。
タイマー 1〜48時間
消費電力 30W
大きさ 幅17×奥行18×高さ20.5cm
重さ 約0.85kg
気になる点は、容器のフタの開け閉めに力がいることと、付属の容器が電子レンジに使えないことです。牛乳を温めてから入れたい人は、レンジ対応の容器を別に用意すると楽です。高さは20.5cmと低めなので、棚の下に置きたい人におすすめです。
第5位 アイリスオーヤマ IYM-016 自動メニューが7種類

1位のIYM-014より新しい、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーです。自動メニューが7種類あり、甘酒や塩麹、低温調理をボタンで呼び出せます。
豆乳パックもそのまま入れられるので、豆乳ヨーグルトを作りたい人にも向いています。容量900mlの専用容器と水切りカップが付いていて、サラダチキンも専用容器で作れます。口コミでは「ボタンが少なくて迷わない」「台所に置いても目立たない」という声が多く見られました。
タイマー 1〜48時間(1時間刻み)
専用容器 900ml
牛乳パック 1Lまで
大きさ 幅15.6×奥行15.8×高さ27.6cm
気になるのは、容器を使うたびに消毒するのが面倒だという声があることです。これは専用容器を使うヨーグルトメーカーではどれも同じなので、牛乳パックで作る日と使い分けると楽になります。1位のIYM-014との価格差は大きくないので、自動メニューを多く使いたい人にはこちらがおすすめです。
第6位 Toffy K-YM1 サラダチキンモード付きでおしゃれ

くすんだ水色のペールアクアがかわいいToffyのヨーグルトメーカーです。ヨーグルト、飲むヨーグルト、甘酒、納豆、サラダチキンの5つの専用モードがあり、鶏むね肉もボタンを選ぶだけで作れます。
温度は25〜65℃を1℃単位で決められ、タイマーは最大48時間です。1Lの牛乳パックをそのまま入れられるほか、付属の専用ケースでも作れます。口コミでは「色がかわいいので出しっぱなしにできる」という声が多く、キッチンの見た目を気にする人に選ばれています。
タイマー 最大48時間
専用モード ヨーグルト/飲むヨーグルト/甘酒/納豆/サラダチキン
対応 牛乳パック1L
気になるのは、ほかの機種と比べて口コミの数がまだ少ないことです。上限も65℃なので、厚いかたまり肉を短い時間で仕上げたい人には3位のBRUNOが向いています。見た目と手軽さで選ぶなら、Toffyのヨーグルトメーカーがおすすめです。
6台の比較表 低温調理は上限温度と高さで選ぶのがおすすめ
6台の温度とタイマー、使える容器を表にしました。低温調理のしやすさと置きやすさは、温度の上限と本体の高さから5段階で付けています。
| 商品 | 温度 | タイマー | 使える容器 | 低温調理のしやすさ | 棚の下への置きやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ IYM-014 | 25〜65℃ | あり | 牛乳パック1000ml | 3 | 3 |
| ビタントニオ VYG-60 | 25〜70℃ | 30分〜99時間 | 専用容器約700ml/牛乳パック/豆乳パック | 4 | 3 |
| BRUNO BOE108 | 25〜80℃ | 1〜48時間 | 専用容器600ml/牛乳パック500ml | 5 | 5 |
| 山善 YXA-101 | 25〜65℃ | 1〜48時間 | 専用容器/牛乳パック | 3 | 4 |
| アイリスオーヤマ IYM-016 | 25〜65℃ | 1〜48時間 | 専用容器900ml/牛乳パック1L/豆乳パック | 4 | 3 |
| Toffy K-YM1 | 25〜65℃ | 最大48時間 | 専用ケース/牛乳パック1L | 4 | 3 |
肉の低温調理を中心に使うならBRUNO、ヨーグルトを毎日たくさん作るならアイリスオーヤマのIYM-014かIYM-016がおすすめです。両方を同じくらい使うなら、70℃まで上がって容器も選べるビタントニオが使いやすいです。
ヨーグルトメーカーの低温調理は中心63℃で30分以上が安心
低温調理は、温度が低いぶん加熱が足りないと食中毒の心配があります。ヨーグルトメーカーで肉を作るときに気を付けたいことを並べます。
容器のお湯は、あらかじめ設定温度に近い温度にしてから入れる
厚みのある肉は、中心部が63℃で30分以上になるよう時間を長めにとる
不安なときは、料理用の温度計で中心の温度を測る
できあがったら早めに冷まして冷蔵庫に入れ、2〜3日で食べ切る
冷蔵庫から出したばかりの肉は、中心まで温度が上がるのに時間がかかります。レシピの時間はあくまで目安なので、肉が厚いときは長めにとると安心です。
ヨーグルトと肉で同じ専用容器を使う場合は、使うたびに洗剤で洗ってから熱湯をかけておきます。肉のにおいや雑菌がヨーグルトに移るのを防げます。容器を分けたいなら、専用容器と牛乳パックの両方が使えるヨーグルトメーカーを選ぶと、ヨーグルトはパックで、肉は容器でと使い分けられます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。









